天皇陛下御即位献上品に富岡シルクブランド協議会制作の絵画織錦絵が選ばれました

2019.12.01
献上品の絵画織錦絵(画像提供 群馬県)

写真右から、群馬県の山本一太知事、織物を手がけた新井伊知郎さん(富岡シルクブランド協議会理事)、額装を手がけた藤橋登さん。
2019年11月21日に群馬県庁において、献上品の錦絵が報道関係者に公開されたときの様子。

献上品について

天皇陛下御即位を祝し、群馬県から天皇、皇后両陛下への献上品に、富岡シルクブランド協議会が企画・制作した正絹桐生織(絵画織)「富岡製糸場錦絵」が選定されました。

この献上品は、富岡製糸場の全景を描いた錦絵を図柄とし、厳選された富岡産シルクを100%使用しています。
富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産登録された際に、富岡シルクブランド協議会が、特別に数点だけ制作した中の、貴重な1点です。
伝統の桐生織の技に、最先端技術を取り入れた絵画織の技法を用いて、錦絵を精緻に再現した織物です。

大きさは、富岡シルクの織物が1.6m×0.8m、群馬県産の杉材を用いた額縁まで含めると2m×1mです。

2019年11月25日に、群馬県から両陛下へ献上されました。

献上品と同じ絵画織をご覧いただけます

献上品と同じ織物が、富岡製糸場に展示されています。
場所は、東置繭所内の富岡シルクギャラリーです。ぜひご覧ください。
また、富岡シルクギャラリーでは、同じ絵画織の技法で織り上げた、ブックカバーとカードケースをお求めいただけます。

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