【終了】繭玉飾り

2022.01.17
2021/1/9に行われた繭玉飾り

2021/1/9に行われた繭玉飾り

2021/1/9に行われた繭玉飾りつけの様子

2021/1/9に行われた繭玉飾りつけの様子


元の養蚕農家を中心とした甘楽富岡蚕桑研究会が、新型コロナウィルスの終息や繭の豊作を願い、伝統行事である繭玉の飾り付けを行いました。

【終了】
<日時>
2022年1月8日(土)
午後1時から
※飾り付け後、1月8日(土)から16日(日)までの1週間、繭玉飾りの展示を
 行いました。

<展示場所>
富岡製糸場 東置繭所

<繭玉飾りについて>
繭玉飾りは養蚕地帯に伝承されている予祝儀礼で、繭の豊作と無病息災を祈る小正月の行事として知られています。
新しい年の初めに米の粉で繭形や丸い団子を作り、ヤマグワやカシ、ナラなどの木の枝にさして飾ります。どんど焼きの時に、枝にさしたまま持っていって焼き、これを食べると、風邪をひかないと言われています。養蚕が盛んなころには、各農家が競うように多くの繭玉飾りを作って座敷に飾りました。
この繭玉飾りは甘楽富岡地域の養蚕農家の団体である甘楽富岡蚕桑研究会の皆さんによるもので、ヤマボウシの枝を使用しています。

<甘楽富岡蚕桑研究会について>
甘楽富岡蚕桑研究会は、昭和43年に養蚕や裁桑に関する技術や経営を実地に研究することを目的に発足した農家組織で、養蚕に関する最新技術をいち早く地域に普及し、生産性の向上を図ることで地域の発展を図ってきました。
富岡製糸場の世界遺産登録推進活動を機会として、伝統ある産業としての養蚕・製糸を存続させたいとの声の高まりを受けて、養蚕の維持、発展に向けた活動を展開しています。