【国指定重要文化財】貫前神社(ぬきさきじんじゃ)

千年余を経た古木に包まれ、あたりは荘厳な空気が漂います。延喜式神名帳に名神大社として列せられている名社です。安閑天皇元年(531)に武神である経津主神(ふつぬしのかみ)と農耕と機織の神である比売大神(ひめおおかみ)が祀られています。

また、参道を下った低地に社殿がある全国的に珍しい構造で、本殿・拝殿・楼門は寛永12年(1635)3代将軍徳川家光の再建、5代将軍綱吉による大がかりな修理を経て今日に至ります。本殿・拝殿・楼門は国指定重要文化財。
 

鹿占習俗

鹿占習俗

奉納鏡

奉納鏡

(写真左)鹿占習俗/焼いた錐(きり)で鹿の肩甲骨を貫き、そのひびの具合によって吉凶を占う神事です。全国で行われるのは、3ヶ所のみ。県指定重要無形民俗文化財。
 
(写真右)奉納鏡/宝物として保存された鏡のうち、三面が国の重要文化財に指定されています。中でも、白銅月宮鑑と呼ばれる鏡は、日本三名鏡のひとつ。古代権威のシンボルでした。

主な行事

1月1日:初詣で(はつもうで)
2月3日:節分祭(せつぶんさい)
4月15日:流鏑馬祭(やぶさめさい)
12月12日:御戸開祭(みとびらきさい)
12月31日:二年参り

拝観料

境内:無料

宝物館

入館する際は社務所への申し込みが必要です。

開館時間

10時00分~15時00分まで

入館料

大人:300円(150円)
高校生以下:100円(50円)
( )内は20名以上の団体料金

二年参りについて

貫前神社の二年参りでは交通規制が行われます。

地図情報

富岡市一ノ宮1535

上信越自動車道富岡ICから車で15分
上信電鉄一ノ宮駅から徒歩10分
 

このページのお問い合わせ先

一之宮貫前神社
電話番号 0274-62-2009