第4回 富岡シルク手編みニット展 『特別賞』表彰式の開催について 重要なお知らせ

2025.02.28
第4回 富岡シルク手編みニット展 展示風景

 

一般社団法人富岡シルク推進機構 高橋 純一理事長 挨拶

一般社団法人富岡シルク推進機構 高橋 純一理事長 挨拶

大島 康弘富岡副市長 祝辞

大島 康弘富岡副市長 祝辞



『特別賞』表彰式開催 


第4回 富岡シルク手編みニット展 『特別賞』表彰式が2025年2月23日(日)14:00~ 
富岡製糸場 西置繭所 多目的ホール展示会場にて盛大に開催されました。

この表彰は、富岡シルクの新たな可能性を引き出し、デザイン性、創意性に富んだ作品に対して栄誉を讃えるものです。

今回より、来場者の皆様による人気投票コンテストの他、2月5日(水)に厳正なる審査会が行われ、以下の7種の『特別賞』が選定されました。

☆群馬県知事賞
☆富岡市長賞
☆群馬テレビ賞
☆エフエム群馬賞
☆上毛新聞社賞
☆広瀬光治賞
☆富岡シルク賞

受賞者の方々におかれましては、はるばる三重県、愛知県、神奈川県、東京都、群馬県と遥々遠方よりご出席くださいました。

それぞれ賞状と盾が授与され、賞状についましては、富岡市の養蚕の副産物である『桑の枝』を100%使用した手隙き桑和紙にて製作いたしました。


表彰式の様子はこちらから

 ※群馬テレビニュース 放映画像



これにより、受賞作品および受賞者のご紹介をいたします。
 

群馬県知事賞

❖エントリー番号41 作品名:晴れの日に
 澤田 里美(愛知県)



 作品説明(出展者エントリーシートより) 


娘の挙式に合わせて、ドレスと共に製作しました。
幸せで実りある新生活を願って、ぶどう柄のモチーフをたくさん編み、作品にしました。

技法:レース針
使用素材:富岡シルク上州座繰り絹糸(6カセ)

富岡市長賞

❖エントリー番号8 ぐんま黄金を使用したハープサルショール  
 どらやきなこ(奈良県)



 作品説明(出展者エンートシート)より ) 

この柄は2014年AngelaEssmannによって日本の皇后へ贈るためにデザインされました。
デザインには希望のモチーフが使われ「このモチーフを見た人々にどんな時でも希望があることを思い出してほしい。 そして遠く離れたここ(エストニア)でも同じ想いを共有していることを伝えたい」という願いが込められています。ぐんま黄金の絹糸を見た時、このエピソードが思い出され、この特別な糸と想いと希望が込められたこの柄を編んでみたいと思いました。
メリヤス部分が多いため、糸の質感や色斑を自然なまま表現できたと思います。
柄に込められた想いと糸の特徴を楽しんでいただけましたら幸いです。

※技法 棒針
 ぐんま黄金 3.5巻

 

群馬テレビ賞

❖エントリー番号 51 憧れのシルクのドレス
 南部 美恵子(群馬県)



 作品説明(出展者エントリーシートより)
 


シルクの糸が醸し出す光沢、滑らかな手触り、誰もが憧れるシルクの良さをつくづく実感しながら編みました。
上着は糸2本取り、カギ針2号使用
黒のTシャツをカットしてスパンコールでふち飾りをして、モチーフを作り、それぞれの色に染め上げ後、染め技法、みや古染を使用(ブレンドして使いました)。染めの失敗作品から染め直して帽子を作りました。
スカートは糸1本、レース針2号使用。
直径1.8m、裾巾5.5mの円型に編みました。のちに、ケープやテーブルセンターに使えるように、あえてベルトは付けず、紐止めにしました。
玉葱の皮を煮出し染め、裾部分は紅茶、コーヒーを入れグラデーションを出しました。

※技  法:かぎ針、レース針
 使用素材:上州座繰り絹糸 8カセ

エフエム群馬賞

❖エントリー番号42 娘の幸せを願って
 白鳥 直美(東京都)



 
作品説明(出展者エントリーシートより)
 

7月に入籍した娘の幸せを願いウェディングをイメージして作成しました。
新郎用として ネクタイ 棒針編み
       コサージュ かぎ針編み
新婦用として ベール イーネオヤ
       ネックレス タティングレース
       ピアス   タティングレース

※使用素材  上州座繰り絹糸、ビーズ、金具、オーガンジー      

 

上毛新聞社賞

❖エントリー番号16 Prince 
 芝 裕子(神奈川県)



作品説明(出展者エントリーシートより)


かぎ針編みの技法でアフリカンフラワーモチーフをアレンジし、カエルのプリンスを作成しました。カエルとしてはふわふわモコモコですが、ぐんま黄金の糸がとても素敵なので、黄金色を引き立てる作品を作りたいと思い、初めて染色も試みました。
太さの違う糸なので、編むのに少々苦労しましたが、ガラスビーズを編み込み、糸の色を3色にする事で、全体のバランスが締まり、満足のいくカエルちゃんに仕上げる事が出来ました。手足には中にワイヤーを通してあるのでポーズを変える事ができます。

※技法:かぎ針・レース針
 使用素材:上州座繰り絹糸、ぐんま黄金、ラメ糸、ガラスビーズ

広瀬 光治賞

❖エントリー番号12 作品名:雪の銀世界(ありのまま自分らしく)
 久保 友里(三重県)



 作品説明(出展者エントリーシートより) 


白2本とグレー1本の計3本どりで、アナと雪の女王のような銀世界を、ループシルクで降る雪を表現。
とにかく初心者でも作りやすいように、”とじ”・“はぎ”をなくすために輪針で身頃も編み進め、スカートも減目があるので身頃の増し目も見せる形で編むことに挑戦。目数もスカートと見頃で変えるのは、ハードルが高いのでスカートは4号輪針で身頃は3号輪針とゲージ調整を使用した。
富岡シルクの絹糸を1本や3本で、色を混ぜ単色など、色々な表情を見せることに成功したと思います。トータル390gで完成しました。

※技法:棒針
 使用素材:上州座繰り絹糸 10コーン
      ループシルク 0.5カセ
 

富岡シルク賞

❖エントリー番号53 花(ツーピース) 
 有阪 敏江(群馬県)


 作品説明(出展者エントリーシートより) 

使用糸はぐんま黄金5巻と1/3を。
色、ハリもあり、試行錯誤しながら編みました。色々な模様を組み合わせて作ってみました。孫に着てもらうために成長に合わせてプラスできるよう上下に分けました。

記念写真

受賞者の皆様におかれましては遥々遠方よりご出席くださいまして誠に有難うございました。

来年度の作品展への、再度ご出展の意欲と、力強いエールをいただき、今後とも富岡シルクをどうぞよろしくお願い致します。



表彰式に際しまして、関係各位の皆様へ心より感謝申し上げます。

 

 

一般社団法人 富岡シルク推進機構 ニット展事務局
〒370-2316 群馬県富岡市富岡33-4
TEL 0274-67-7355   FAX 0274-67-7518
http://www.tomioka-silkbrand.jp

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