シンポジウム 「富岡製糸場と女性の労働環境―はたらく・くらす―」を開催します
2025.08.22

どんなシンポジウム?
平成26年の世界遺産登録時のイコモスからの勧告に基づき、平成29年度に「富岡製糸場女性労働環境等研究委員会」を発足しました。
このシンポジウムでは、当委員会の調査結果を研究委員のみなさまから発表していただきます。
併せて研究で確認された食堂施設の「防蠅室(通常非公開)」等の見学を行います。
パネリスト(富岡製糸場女性労働環境等研究委員)と報告内容(仮)
鈴木 淳 氏(東京大学大学院教授・富岡製糸場顧問)
「暑さ寒さ対策からみる製糸場の歴史」
榎 一江 氏(法政大学大原社会問題研究所所長)
「シルクのグローバルヒストリーと富岡製糸場―座繰製糸の意義をめぐって」
山田 智子 氏(京都文教短期大学教授)
「富岡製糸場の食堂・炊事場の衛生環境について―蠅対策に着目した建築設備の改善過程―」
差波 亜紀子 氏(日本女子大学教授)
「昭和20‐30年代における富岡製糸所の女性労働者教育について」
二谷 智子 氏(愛知学院大学教授)
「富岡製糸場における工女の健康と生活―製糸労働をめぐる工女の「気」に注目して―」
※発表内容は、予告なく変更する場合があります。
日時
令和7年10月4日(土) 13:00~17:00会場
富岡製糸場 国宝西置繭所(多目的ホール)参加申込
参加には事前予約が必要です。(見学料含め無料)予約のお申し込みは、以下の専用フォームからお申し込みください。
シンポジウムと見学会の事前申込み専用フォーム
※受付期間:令和7年9月8日(月)~9月30日(火)
※定員80名(先着順)
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