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第5回 富岡シルク手編みニット展 『特別賞』表彰式を開催しました。
あいさつ
主催者:一般社団法人富岡シルク推進機構 理事長 高橋 純一
共催者:富岡市長 榎本 義法 様
第5回 富岡シルク手編みニット展 『特別賞』表彰式が2026年2月22日(日)14:00より
富岡製糸場 国宝 西置繭所 多目的ホール展示会場にて盛大に開催されました。
この表彰は、富岡シルクの新たな可能性を引き出し、デザイン性、創意性に富んだ作品に対して栄誉を讃えるものです。
この度、2月5日(木)に厳正なる審査会が行われ、以下の9種の『特別賞』が選定されました。
☆群馬県知事賞
☆富岡市長賞
☆NHK前橋放送局長賞
☆上毛新聞社賞
☆日本ヴォーグ社毛糸だま賞
☆群馬テレビ賞
☆エフエム群馬賞
☆広瀬光治賞
☆富岡シルク賞
受賞者の方々におかれましては、はるばる和歌山県、兵庫県、神奈川県、東京都と遥々遠方よりご出席くださいました。
それぞれ賞状と盾が授与され、賞状についましては、富岡市の養蚕の副産物である『桑の枝』を100%使用した手隙き桑和紙にて製作いたしました。
これにより、受賞作品および受賞者のご紹介をいたします。
群馬県知事賞
❖作品名 :ミモザが咲く道
出展者名:and Knit 鹿嶋 美加子 様(東京都)
技法:棒針 使用素材:ぐんま黄金 2巻
ぐんま黄金でふっくらした編み地を作ってみたいという発想から今回のデザインを始めました。最初にねじり目のあるゴム編みと、かのこ模様でふっくらした編地の袖口を作っています。糸のサクサクとした細繊な質感を生かす編地も作りたくて透かし模様や玉模様も作りました。全体のシルエットを体を包むような形に整えるために脇と肩からダーツを入れています。衿元から衿にかけて編地の幅を変えたことで、落ちるようなドレープが出てきたのが嬉しかったです。可愛らしい細工をしてみたくて、背のはぎに合わせて二重のコードを通し、ほんの少しギャザーを寄せて端はリボン結びができるようにしました。
富岡市長賞
❖作品名 :春の風にのって
出展者名:nanaho 内山 雪美 様(神奈川県)
※技法 棒針
絹糸 90g
シェットランド模様の組み合わせで編みました。小さなダイヤ型の地模様をセンターにやや大き目なヘキサゴンフレーム、タンポポの綿毛が飛ぶイメージです。
細い糸で透け感を出したくて棒針2号でコツコツと編みました。編んだ期間は連日湿度が低く静電気で糸が指にまとわりつき苦労しました。シルク混の糸は時々使用していましたがシルク100%の糸は初めてで特性がわからず糸の質感を生かしきれなかったのが残念でした。もう少し光沢感が感じられる模様を探し出したいです。
嶋田俊之著:シェットランドレース “ジグザグ”
NHK前橋放送局長賞
❖作品名 :Blooming Path ~花咲く小道~
出展者名:林 真美 様(兵庫県)
※技 法:かぎ針、レース針、棒針
使用素材:上州座繰り絹糸 2カセ
2026年還暦を迎えるにあたって記念に初めて出展いたしました。次なるステップへの希望を込めて、「花のように静かに強くやさしく前へ」をイメージしてデザインしました。富岡シルクの光沢を生かすため、立体感を出してみました。苦労した点は手指のかさつきにより引っかかりやすく、糸が割れてしまい、何度もやり直したことです。
でも素敵なシルク糸で作品を作ることができ幸せです。
このような機会を設けていただき感謝しております。
上毛新聞社賞
❖作品名 :二つの世界文化遺産 富岡製糸場と首里城
出展者名:石津 裕子 様(兵庫県)
※技法:カギ針・棒針
使用素材:上州座繰り絹糸2カセ、ループシルク2カセ、ぐんま黄金1巻、ハマナカニットリング、ボタン
世界一の製糸技術で作られた絹糸なので、できる限り糸を切らずに仕上げたアンサンブルです。ベストは連続編みの技法を用い、カーディガンは前後身頃を一緒に往復編みで製作しました。
ベースを沖縄のガジュマルで染色し、首里城正殿の朱色を表現しました。胸元のぐんま黄金を使った編み込みは琉球みんさー織の絣模様で「いつ(五)の世(四)までも末永く一緒に」という意味です。
二つの世界文化遺産に敬意を表し平和な世の中と人々の幸せを祈りながら心を込めて編み上げました。
日本ヴォーグ社 毛糸だま賞
❖作品名:花がたみ
中田 俊也 様(和歌山県)
※技法:レース針・棒針
使用素材:上州座繰り絹糸5カセ、ガラスビーズ、スパンコール、細絹糸
謡曲『花筐』に想を得たバッグです。
下部の格子には、富岡シルクにガラスビーズを通し、1.2mmの棒針でバスケット編みに仕立てました。一目ごとに一粒ずつビーズを送り、きらめく花籠の姿を表しています。
上部は、レース針を用い、ビーズやスパンコールを用いた花々と、富岡シルクのみで編んだ花や紅葉のモチーフで構成。500枚を超えるレース編みのモチーフを細絹糸でかがりつなぎ、両サイドにはモチーフとお揃いのビーズ編みのボタンを添え、花籠からあふれ出す物語を立体的に描きました。
群馬テレビ賞
❖作品名 :春を待つショール
出展者名:安部 ふゆみ 様(東京都)
※技法:カギ針
使用素材:上州座繰り絹糸 1カセ
ぐんま黄金 1巻き
パールビーズ、パールビーズボタン
昨年に続き2回目の参加です。今回は座繰り絹糸とぐんま黄金をオーダーしてみました。手触りからして違うそれぞれの特長を生かしたいと考えて、張りのあるぐんま黄金を土台にして、天然の黄金色とシルクのキラキラした艶のある白で二重の花を華やかに咲かせました。雪が解けて春になって出かけるのが待ち遠しくなるようなイメージのショールとなりました。
エフエム群馬賞
❖作品名 :シルクモンキー
出展者名:志村 里織 様(東京都)
作品説明(出展者エントリーシートより)
技法:カギ針
使用素材:上州座繰り絹糸 1カセ、ループシルク 2カセ
山形県米沢市の山中に白い猿がいるそうです。数が少ない為、見たら幸せになれるとか・・・。ほぼ実物大の子猿です。これを見て幸せになってほしいです。
オリジナル作品です。ループシルクを使って冬毛のモフモフした感じを表現してみました。
広瀬 光治賞
❖作品名 :テーブルクロス
出展者名:S子 曽根 智子 様(東京都)
作品説明(出展者エントリーシートより)
使用素材:上州座繰り絹糸 1カセ
技法:棒針
糸玉を使わずシャトル一つで円形のモチーフをたくさん作りました。長距離の移動や病院の待ち合い、ベッドの傍らに持ち込んでいつでも没頭できるからです。それらをつなぎ合わせる途中で糸が終わり、手持ちの綿のレース糸を使いました。(もう一つ買っておけばよかった)糸のなじみ方や、つや、出来栄え等、改めてシルクの糸の素晴らしさを実感しました。
富岡シルク賞
❖作品名 :ハープサルレースのストール
出展者名:飯倉 純子 様(東京都)
作品説明(出展者エントリーシートより)
使用素材:上州座繰り絹糸 1カセ
技法:棒針
ハープサルレースのストールです。
葉が連なるような模様が気に入って、この柄を選びました。
ハープサルレースはエストニアのハープサルで生まれた伝統的なレース編みで、Nupp(ヌップ)と呼ばれる膨らみ(ボッブル)が特徴です。
ストール自体の編み図はないため、本体の模様と縁の模様を決めたら、まず本体を好きな大きさに編んでから、次に必要な目数を計算して縁を編みます。
その後、本体と縁を編み物用の縫い針で綴じ付け、ブロッキングをして作品が完成します。
総評
本作品展つきまして、専門家であります日本ヴォーグ社 毛糸だま編集長 谷山 亜紀子様より総評をいただきました。
記念集合写真
受賞者の皆様、誠におめでとうございます。
遥々遠方よりご出席くださいまして誠にありがとうございました。
また、ご臨席を賜りました審査員及び表彰贈呈者の皆様、ご多用のところ誠にありがとうございました。
本日、ここに皆様のお陰をもちまして、優れた作品とその作品へのおもいを讃えることができましたことを事務局一同、心より感謝申し上げます。
本作品展にご出展くださいましたすべての皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。
来年度の作品展への、再度ご出展の意欲と、力強いエールをいただき、事務局といたしましてもなお一層精進して参りますので、今後とも『富岡シルク』をどうぞよろしくお願い致します。
最後に、表彰式に際しまして、関係各位の皆様へ心より感謝申し上げます。
お問合せ
一般社団法人 富岡シルク推進機構 ニット展事務局
〒370-2316 群馬県富岡市富岡33-4
TEL 0274-67-7355 FAX 0274-67-7518
http://www.tomioka-silkbrand.jp
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