第4回 富岡シルク手編みニット展の開催について
開催期間
2025年2月7日(金)~ 25日(火)最終日は15:00まで
◆開催内容
一般社団法人 富岡シルク推進機構では”世界遺産 富岡製糸場のある富岡市の養蚕業を次世代へ”をスローガンに、富岡シルクの普及推進に取り組んでいます。
その一環として、富岡市の養蚕農家が丹精込めて育てた繭から作り上げた“富岡シルクの魅力を、より身近に感じていただきたい”との思いから『富岡シルク手編みニット展』を2021年に初開催しました。
今年で4回目を迎える展覧会は、全国(北は北海道から南は鹿児島県)から約90点のご応募をいだだきました。
今回は新素材として、富岡市でのみ生産されている希少な黄繭種である『ぐんま黄金』を手芸用にアレンジした、天然色の美しい黄色を生かした絹糸で編み上げた作品も新たに出展されます。
また、第3回を記念して開発された"シルク真わた”から製作した『真わたループシルク』をはじめ、美しい光沢が特長の『上州座繰り絹糸』を使用して製作された新たな素材コラボ作品も展示される予定です。
令和6年8月1日より、公募を開始してから約3カ月の製作期間を経て、出展者の真心こもった素晴しい手編み作品が、富岡製糸場 国宝 西置繭所の多目的ホールにおいて一堂に展示されます。
展覧会期間中、来場者の人気投票によるコンテストも開催し、作品の部門(①ストール・ショール、②ファッション、③あみぐるみ、④ファッション小物)を設け、部門ごとにそれぞれ1位入賞者を決定します。
1位入賞作品の出展者へは、富岡シルクオリジナルシルク製品が贈呈されます。
ご来場の際には、ぜひ"お気に入りの作品"に一票をお願いします。
投票の結果については、集計が整い次第、富岡シルクホームページ、SNS等で発表いたします。
また、特別賞も各賞あり、開催期間中に表彰式も予定しています。
富岡市の養蚕農家が丹精込めて育てた繭から作られた絹糸が彩る手編みの世界。
ニット用の艶やかで、しなやかな絹糸は、オリジナリティ溢れる作品へと姿を変え
皆様のご来場をお待ちしております。
富岡シルクの新たな手編みの世界を ぜひご堪能ください。
◆日時
2025年2月7日(金)~ 25日(火) 最終日のみ15:00まで
◆展示会場
富岡製糸場 国宝「西置繭所」多目的ホール
※見学無料(ただし富岡市民以外は富岡製糸場見学料がかかります。)
ご家族ご友人をお誘い合わせのうえ、ご来場くださいますよう心よりお待ち申し上げます。
開催案内
開催チラシ(表)
開催チラシ(裏)
新素材:ぐんま黄金
ぐんま黄金ネットロウシルクの説明
新素材 ぐんま黄金 1カセ 約800デニール(約500m)
◆特長
蚕の品種の中には、同じ桑を食べても白繭をつくる蚕と、黄色の繭をつくる蚕がいます。
光沢のある鮮やかな黄金色(山吹色)の繭が特長の『ぐんま黄金』という品種の
繭から、第4回ニット展用として特別に製作しました。
ふんわりとして艶やかな天然色の黄色が鮮やかです。
この天然色である黄色の色素は、セリシン部分(生糸の表面部分)に多く含まれて
おり、精練工程により色が落ちてしまいます
。
今回は、なるべく天然色である黄色を生かした製法にて絹糸に仕上げました。
・生糸を特殊な製法で、生糸同志が“ネット状”に絡み合って一本の絹糸になっています。
・800デニール(繭玉約300個分)ほどの太さです。
・光沢が優れた鮮やかな黄色は天然色です。天然色ゆえ、濃淡があります。
・天然色であるため、長時間、日光や紫外線にあたると、自然に退色します。
・天然色を生かすため、精練工程を最小限に設定しており、多少シャリ感があります。
・絹糸には、フィラメントと呼ばれる長繊維(繭玉から引き出される切れ目のない
細くて長い)絹糸と、綿状にして紡績した短繊維の絹糸(絹紡糸)の2種類があります。
本絹糸は、長繊維の絹糸です。
主催・問い合わせ先
一般社団法人 富岡シルク推進機構 事務局
〒370-2316 群馬県富岡市富岡33-4
TEL:0274-67-7355/Fax:0274-67-7518
mail:tomiokasilk@tomioka-silkbrand.jp
http://www.tomioka-silkbrand.jp
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