H29  飼育記録 春蚕

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春蚕飼育日記
平成29年5月から飼い始めた春蚕(はるご)の様子を紹介します。
平成29年5月20日(土)
配蚕初日。3齢3日目。今年の春もたくさんのお申し込みをいただきました。
市内外、県外へとお蚕さんが旅立ちました。
お蚕がおうちに来たら、優しく飼育容器に移してエサを少し与えてください。お蚕さんはきっとお腹が空いています。
平成29年5月21日(日)
3齢4日目。そろそろ眠が始まります。
お腹がすいているお蚕さんは、いきおいよくエサを食べました。
容器にくっついているお蚕さんは、眠に入るようです。
<参考> 網について
お蚕さんのお世話をするのに、網が便利です。実際に網を使っている様子を紹介します。
<網の使用はあくまでお好みです!>
※写真をクリックすると、拡大します。

①お蚕をのぼらせ、移動させるための網(写真のBeforeとAfter)
 …写真はおもりとしてエサを置きました。(エサがなくてもお蚕さんはのぼります)網を置いてしばらくするとお蚕さんが網目をあがってきます。お蚕さんがのぼった網ごと移動することができます。

②フン等を落とすための網(青い網の写真)
 …フンが落ちる大きさの網目のものを新聞紙の上に置いて使用します。掃除が簡単になります。

お近くに手ごろな網がありましたら、是非お試しください。
平成29年5月23(火)
4齢1日目。まだ透明パックにいた妙義庁舎のお蚕さんを黄色い飼育容器に移動させました。お腹が空いていたお蚕さんは、おもり代わりのエサをあっという間に食べ終えました。
平成29年5月25(木)
4齢3日目。小さいお蚕さんを端にわけてエサをあたえました。寒かったせいか、お蚕さんはなんだか動きがゆっくりです。
平成29年5月26(金)
4齢4日目。今日も寒いのでお蚕さんの動きはゆっくりです。明日から眠に入る予定です。
<参考> 「眠(みん)」について
お蚕さんは、脱皮をする前に「眠(みん)」という準備期間に入ります。
眠の状態になると、写真のように頭をもちあげて動かず、何も食べません。
眠のお蚕さんを見つけたら、エサを与えずそっと様子を観察しましょう。
平成29年5月29(月)
5齢1日目。妙義庁舎のお蚕さんは、脱皮をはじめました。
脱皮の瞬間はなかなか見ることができませんが、脱皮の痕跡をみつけたら5齢になったお蚕さんがいる証拠です。5齢になったお蚕さんは、4齢のお蚕さんと比べて、頭が白っぽく大きくなります。見比べてみてくださいね。
平成29年5月30(火)
5齢2日目。室温は26度。お蚕さんの動きはなんだかゆっくりです。
ほとんどのお蚕さんが脱皮を終えたようです。脱皮したてのお蚕さんの皮膚はやわらかく傷つきやすいため、掃除はせず上から優しくエサをあげました。
平成29年5月31(水)
5齢3日目。5齢になり、毎日たくさんのエサを食べるお蚕さん。妙義庁舎のお蚕さんは、現在約6センチです。少し小さいようです。

飼育マニュアルだと今日は400gの人工飼料を与えるようになっていますが、お蚕さんは人工飼料が乾くと食べが悪くなります。なので、人工飼料を1度に全て与えず、お蚕の食べ具合を見ながらこまめに与えるとお蚕さんがよく育ちます。是非お試しください。
…グルメなお蚕さんは新鮮な(?)ものが好きなようです。
<番外編>黒蚕(くろこ)を見つけました! 
市内のお蚕農家さんのところで、真っ黒いお蚕さんを見つけました。黒蚕(くろこ)と呼ばれるお蚕のようです。はたして黒蚕はどんな繭を作るのでしょうか。楽しみです。
白いお蚕は市民養蚕でお配りしているお蚕と同じぐんま200です。
平成29年6月1(木)
5齢4日目。今日から桑を与えることにしました。桑を食べる音がぱらぱらと雨のように聞こえます。妙義庁舎のお蚕さんたちは、なんだか小さいようなので、桑で挽回を狙います(!)
平成29年6月2(金)
5齢5日目。前日あげた桑を食べきったお蚕さんたち。今日もたくさん桑を与えます。
平成29年6月5(月)
5齢8日目。飼育マニュアルだと4日が上族の目安でしたが、妙義庁舎のお蚕さんはまだ繭になる気配がありません。
平成29年6月6(火)
5齢9日目。マイペースな妙義庁舎のお蚕さんたちは、ようやく繭になり始めました。おのおの好きな場所で、一生懸命繭をつくります。
平成29年6月9(金)
お蚕さんは高いところに繭を作ろうとする習性がありますが…。蔟に登らず、桑の葉の間に上手に繭を作ったお蚕さんがたくさんいました。
平成29年6月13(火)
蔟のてっぺんで迷子になっているお蚕さんがいました。蔟を登りきったものの、繭を作れるスペースがなく困っているようです。
そんなお蚕さんを見つけたら、そっと蔟の下におろしてあげましょう。

市民養蚕に参加されている方からの繭が妙義庁舎に集まり始めました。
妙義庁舎の収繭は来週になりそうです。
平成29年6月15(木)
妙義庁舎にはみなさまからの繭が続々と集まっています。
今年の春は寒暖の差が激しく、飼育に苦戦したという声も聞きますが、どれも立派な繭です。大事に育てていただき、ありがとうございました。
(まだ飼育継続中の方は、引き続きよろしくお願いいたします。)

今日は養蚕農家さんの繭の荷受けもありました。大量の繭です。
平成29年6月20(火)
本日妙義庁舎は繭かきをしました。5齢になってからが長かったように思います。
そして、そろそろみなさまからの繭に蛾が混ざってきました。
お蚕さんが繭をつくり始めてから2週間ほどで蛾になってしまうので、繭の提出は早めにお願いします。蛾が出た後の繭は残念なことに糸をとることができません。…蚕蛾は美しいですけどね。

これで、平成29年春蚕の飼育日記を終わりにします。
夏蚕も引き続きよろしくお願いいたします。