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THINK SILK
富岡の、群馬の、日本のシルクの未来を考える
一般社団 富岡シルク推進機構について
平成26年6月、『富岡製糸場と絹産業遺産群』が世界文化遺産に登録され、シルクに対する関心が高まる中、富岡市の養蚕農家は現在12戸と激減しており、このままでは全戸廃業の危険性さえあります。世界文化遺産に登録された今こそ、この富岡の地から生産される繭がなくなってしまったら、本当の意味での世界遺産ではないと考えています。
富岡製糸場の産業遺産としての価値は、蚕糸業のシステムが生き続けていることが必要不可欠だからです。養蚕農家が誇りと技術をもって蚕の生育に励み、そのための桑園が広がっていることが、生き続けている証となるのです。この景観まで含めた一体のシステムを継続させることが、私たちに課せられた責務だと考えています。
そのシステムを持続可能なものとするため、2008年5月7日に富岡シルクブランド協議会を設立しました。
設立後15年間の本活動を引きつぐことを目的に、この度、2021年7月1日、一般社団 富岡シルク推進機構が設立されました。(以下「機構」という。)
富岡で生産された繭は、荷受けで収繭された後、生産者ごとにそれぞれの繭について厳選した機構独自の品質検査を行ない、碓氷製糸株式会社にて、日本最新鋭の世界最高品質ランク「6A」繰糸機で繰糸します。
そして、会員の斬新なアイデアと様々な創意工夫を経て、魅力的な製品づくりに生かされています。
現在、各会員の製品や機構オリジナル製品については、富岡製糸場東置繭所内「富岡シルクギャラリー」及び、同機構が運営するショッピングサイト「富岡シルクコレクション」等で販売しています。
富岡シルク推進機構は、富岡シルク製品に対し富岡シルクマークを交付し、生産者の顔が見えるトレーサビリティ(製造履歴)の明確な純国産絹製品づくりと富岡シルクのブランド化に取り組んでいます。
「かつての”ものづくり”の場から、これからの”モノづくり”の場へ」、会員の知恵と情報を集結させ、歴史と伝統文化と共に、富岡シルクはジャパンシルクとして更なる飛躍を目指していきます。
富岡製糸場の産業遺産としての価値は、蚕糸業のシステムが生き続けていることが必要不可欠だからです。養蚕農家が誇りと技術をもって蚕の生育に励み、そのための桑園が広がっていることが、生き続けている証となるのです。この景観まで含めた一体のシステムを継続させることが、私たちに課せられた責務だと考えています。
そのシステムを持続可能なものとするため、2008年5月7日に富岡シルクブランド協議会を設立しました。
設立後15年間の本活動を引きつぐことを目的に、この度、2021年7月1日、一般社団 富岡シルク推進機構が設立されました。(以下「機構」という。)
富岡で生産された繭は、荷受けで収繭された後、生産者ごとにそれぞれの繭について厳選した機構独自の品質検査を行ない、碓氷製糸株式会社にて、日本最新鋭の世界最高品質ランク「6A」繰糸機で繰糸します。
そして、会員の斬新なアイデアと様々な創意工夫を経て、魅力的な製品づくりに生かされています。
現在、各会員の製品や機構オリジナル製品については、富岡製糸場東置繭所内「富岡シルクギャラリー」及び、同機構が運営するショッピングサイト「富岡シルクコレクション」等で販売しています。
富岡シルク推進機構は、富岡シルク製品に対し富岡シルクマークを交付し、生産者の顔が見えるトレーサビリティ(製造履歴)の明確な純国産絹製品づくりと富岡シルクのブランド化に取り組んでいます。
「かつての”ものづくり”の場から、これからの”モノづくり”の場へ」、会員の知恵と情報を集結させ、歴史と伝統文化と共に、富岡シルクはジャパンシルクとして更なる飛躍を目指していきます。
富岡シルクについて_富岡シルクブランド協議会_8_1
事業コンセプト
持続可能を目的とした養蚕業・絹業の支援を行い、日本の養蚕技術とシルク文化を次世代に継承する。
事業概要
① 養蚕業から製糸業・絹加工業・販売業まで、養蚕業・絹業に携わる関係者が幅広くグループを形成する。
② 生産から流通・小売までの一気通貫の連携を強化し、 時代にあった上質な絹製品の開発と販売に取り組む。
③ 絹のもたらす豊かで上質なライフスタイルの提案を行い、日本のシルクのファンを創造し、長期的に維持する。
④ ①から③の活動を継続的かつ効果的に展開し、 持続可能を目的とした養蚕業・絹業の支援を行う。
② 生産から流通・小売までの一気通貫の連携を強化し、 時代にあった上質な絹製品の開発と販売に取り組む。
③ 絹のもたらす豊かで上質なライフスタイルの提案を行い、日本のシルクのファンを創造し、長期的に維持する。
④ ①から③の活動を継続的かつ効果的に展開し、 持続可能を目的とした養蚕業・絹業の支援を行う。
ブランド宣言概要
「富岡シルクブランド」とは
①明確な作り手の顔が見える安心安全なシルクであること
②歴史と伝統が息づく富岡製糸場で育まれたシルクであること
③ヨーロッパが高く評価したクオリティを受け継ぐシルクであること
①明確な作り手の顔が見える安心安全なシルクであること
「富岡シルク」は、「誰により、いつ、どこで、どのようにして」生産したのかがすべてわかるシルク素材です。「富岡シルク」はこの安心安全の証しである生産履歴を公開します。
富岡シルクについて_一般社団 富岡シルク推進機構_1_1
②歴史と伝統が息づく富岡製糸場で育まれたシルクであること
明治5 年(1872 年) に富岡の地に日本で最初の官営模範器械製糸工場として創建された「富岡製糸場」。「富岡シルク」は歴史と文化と技術を受け継ぐ富岡製糸場で、シルクを愛する多くの人たちの手によって誕生しました。
富岡シルクについて_一般社団 富岡シルク推進機構_2_1
③ヨーロッパが高く評価したクオリティを受け継ぐシルクであること
「富岡製糸場」の生糸は、その多くが欧米に向けて輸出されました。なかでもフランスのリヨンは窓口としての役割を果たしました。そしてクオリティを高く評価した作り手たちにより、数多くの絹製品が生まれたのです。「富岡シルク」にはそのクオリティがいまもなお脈々と受け継がれています。
富岡シルクについて_富岡シルクブランド協議会_3_1
コンセプト:作り手の顔が見える「意気と粋」
■
日本の近代産業の幕開けを象徴する「富岡製糸場」。そこには日本のシルクを世界に向けて輸出するという日本人の大いなる「意気」がありました。
富岡シルクについて_富岡シルクブランド協議会_4_1
■
それを支えたのは全国から集まった数百人の工女たち。多くは旧士族や武家や官使の娘たちであり、やがて各地の製糸工場に繰糸の方法を伝授する役割も果したのです。
富岡シルクについて_一般社団 富岡シルク推進機構_5_1
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日本の伝統的な美意識である「粋」。それは身なりや振る舞いが洗練され、あか抜けていること。しかも、親しみやすく、独特の色気さえも感じさせます。
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さらに、「粋」には庶民の人情味があふれています。「富岡シルクブランドコレクション」は顔の見える作り手たちのあたたかなぬくもりが感じられます。
富岡シルクについて_一般社団 富岡シルク推進機構_7_1
開発テーマ:シルクのある豊かな暮らしを応援します
コレクション商品は、シルク本来の持つ魅力“シンプル、ぬくもり、上質さ” を感じさせ、使うときの気分やシーンを豊かにする楽しさがあるモノ。
シルクのある豊かな暮らしの実現を応援し、シルクの素晴らしさを「再発見」してもらいます。
「シンプル」… 自然体(見た目の美しさ、色合いの美しさ)
「ぬくもり」… 優しさ(作り手の顔が見え、想いを感じる)
「上質さ」… 心地よい(暮らしを豊かに、楽しくする)
シルクのある豊かな暮らしの実現を応援し、シルクの素晴らしさを「再発見」してもらいます。
「シンプル」… 自然体(見た目の美しさ、色合いの美しさ)
「ぬくもり」… 優しさ(作り手の顔が見え、想いを感じる)
「上質さ」… 心地よい(暮らしを豊かに、楽しくする)
ブランドマーク
富岡シルクブランド認証委員会
日本のシルク製品をつくる技術は、世界的にも極めて高く評価されています。
そのような中で純国産にこだわりを持たれる消費者もいるでしょうが、残念ながら純国産の製品の品質が良いものであると消費者に広く理解されているとは言えないのが現状です。
それに比べ、テレビやカメラ、家電製品などの工業製品では、海外製に比べても日本製の商品の品質の良さは認知されていると思います。
それと同様に、日本で作られた素材を使い、日本で染色加工され、日本で縫製された商品の良さや企画・販売の際のトレーサビリティの確保を通じた安全・安心に対する配慮を消費者に正しく認識していただくこと、それこそが「富岡シルクブランド」に込められた思いです。その商品の思いまでも認証するのが認証委員会の役割です。
そして、「富岡シルクブランド」に認証された製品はジャパンクオリティブランドとして海外市場においても強いブランド力を持つことになる製品といたします。
そのような中で純国産にこだわりを持たれる消費者もいるでしょうが、残念ながら純国産の製品の品質が良いものであると消費者に広く理解されているとは言えないのが現状です。
それに比べ、テレビやカメラ、家電製品などの工業製品では、海外製に比べても日本製の商品の品質の良さは認知されていると思います。
それと同様に、日本で作られた素材を使い、日本で染色加工され、日本で縫製された商品の良さや企画・販売の際のトレーサビリティの確保を通じた安全・安心に対する配慮を消費者に正しく認識していただくこと、それこそが「富岡シルクブランド」に込められた思いです。その商品の思いまでも認証するのが認証委員会の役割です。
そして、「富岡シルクブランド」に認証された製品はジャパンクオリティブランドとして海外市場においても強いブランド力を持つことになる製品といたします。
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